AIモデル比較 / 2026年10月

AIモデル比較ガイド
この仕事、どのAIに頼む?

文章を直す、資料を比べる、難しいことを考える。
頼む仕事から、使う画面・モデル・考える深さを選びましょう。

2026.10.16 / 8モデル比較 / サブスク利用のみ・API利用なし
基本の予算:1社あたり月約3,000円ChatGPT Plus / Claude Pro / Google AI Pro 相当まず1社で。Fableは上位契約(月$100〜)の候補

月約3,000円は比較の目安です。3社とも契約すると約9,000円/月。為替・税・購入経路で請求額は変わります。

まずここ

仕事と予算から、
使うAIを選ぼう。

まず仕事と、いまの契約を選んでください。「開く画面 → モデル → 考える深さ」の開始例が分かります。未契約の人向けの選び方もあります。

30秒で、開始例をつかむ

自分の仕事に当てはめると?

仕事と契約を選ぶと、開く画面・モデル・深さが分かります。

未契約なら、まず1社を選ぶところから。

表2で、一番多い仕事の行を3社分見比べます。慣れた画面や普段使う道具との相性も見て、1社から始めましょう。

3社を同時契約すると約9,000円/月。比較のためだけの並行契約は不要です。

仕事別の候補を見比べる ↓
答えが浅い・抜けるときは、次に何を変える?
  1. 資料と頼み方を確認。必要な資料を渡し、項目・出力の形・根拠の場所を指定します。
  2. 検討が浅いなら、深さを一段上げる。同じモデルでHighなどを選べる場合に試します。
  3. それでも難しければ、モデルを見直す。例:Sonnet→Opus、Sol→Astra。事実の誤りは、元資料で確認・訂正します。

設定が見つからなければ、既定のままで構いません。既定とは、画面を開いたときの初期設定です。

① サービス・画面どこで頼むか

Claude、Gemini、
Codex / ChatGPT Workなど。

② モデル誰に頼むか

Sonnet、Opus、Solなど。
得意な仕事や使う枠が違います。

③ 考える深さどこまで考えてもらうか

Medium、High、Maxなど。
同じモデルの設定です。

Maxプランは月額の契約、Max設定は考える深さ。同じ名前でも別物です。利用枠とは、一定時間・週などに使える量の上限を指します。

1

まず、使う画面を決める。

すでに契約があるなら、そのサービスから。モデルを試すためだけに、すぐ契約を増やす必要はありません。

表1:サービスと、今回比較するモデルの入口
契約・サービス開く画面そこで選ぶモデル
ClaudeClaudeを契約中ならClaudeのWeb・アプリ開発作業にはClaude CodeもSonnet 5.5 / Opus 5.5ソネット / オーパスFableは月$100〜の上位契約
Gemini(Google AI)Google AIを契約中ならGeminiアプリ作業の実行にはAntigravityもFlash 3.8 / Argon 4フラッシュ / アルゴン画面によって選べる設定が違います
ChatGPT(OpenAI)ChatGPTを契約中ならCodex / ChatGPT Workこの資料のGPTモデルは、まずこちらの画面で確認Luna 6 / Sol 6.1 / Astra 6ルナ / ソル / アストラSol 6.1・Lunaは通常のChat画面では選べません

上は各社の全機能の一覧ではなく、この資料の8モデルを使う入口です。基本予算はいずれも1社あたり月約3,000円。実際に使えるモデルと残量は、契約中の画面で確認してください。画面ごとの注意点

2

任せたい仕事から、モデルを選ぶ。

契約済みなら、そのサービスの列。未契約なら、一番多い仕事の行を横に見比べてください。会社の総合順位を示す表ではありません。

表2:この8モデルから、最初に試す候補
頼みたい仕事ClaudeならGeminiならCodex / Workなら
軽い仕事抜き出す・分類する例:文章から日付だけ拾うSonnet範囲を小さくして任せるFlash短い整理から試すLuna条件が明確な軽作業へ
普段の仕事下書き・資料をまとめる例:資料2本の共通点と違いを整理Sonnet条件が複雑ならOpusへArgon複数資料の整理を試す候補Sol資料作成・実装を試す候補
難しい仕事複雑な条件を比べて考える例:企画の選択肢・弱点・代替案を検討Opus長い検討・統合の候補Argon複数資料の照合を試す候補Astra難しい設計・推論の候補
開発の仕事アプリ・Webを作る例:画面の実装やコードの修正Sonnet複雑な設計はOpusも候補Argon作業を実行するならAntigravityの対応画面でSol普段の実装・修正から
別の角度で点検したいとき

Fable 5.1は、難しい案の追加検討に。見落とした条件や問題の立て方を点検する候補です。深さはHigh〜Xhigh。通常の利用枠で使うには、Claude Maxプランの月$100〜が必要です。普段の仕事のために上位契約への変更を前提にしません。上位プランの比較

仕事別の候補は、公開評価を踏まえた編集上の提案です。例示した仕事で全モデルを同条件で実測した順位ではありません。文章の推敲ならFlashも候補ですが、自然さの好みは短い原稿で確かめてください。8モデルの◎○△比較を見る

3

考える深さは、普段用から始める。

高い設定=いつでも正解、ではありません。まず普段の設定で頼み、足りないときに一段上げます。

表3:同じモデルで、考える深さを選ぶ目安
深さの目安画面に出る設定名の例選ぶ場面・利用枠との関係
まずは普段用既定 / Low・Medium短い編集、下書き、条件が明確な作業。同じモデルの高い設定へ上げる前の出発点。
一段深く考えるHigh条件が多い、比較や推論が浅いと感じるとき。同じモデル内で、待ち時間・枠消費が増える場合があります。
難所に絞るXhigh / Max深い検討が必要で、Highでも不足する箇所。考える量が増えやすいため、終わったら普段用へ戻します。

設定を選べない画面は、既定のままでOK。名称・選択肢はモデルと画面で異なります。GeminiアプリとAPIの設定名は同一視しません。同じHighでも、各社・各モデルで同じ性能や消費量にはなりません。Claudeの月額Maxプランと、考える深さのMax設定も別のものです。

費用は「月額」と「使える量」を分けて考える。

① まず1社で始める

基本予算は月約3,000円。いまの契約で足りるなら、追加契約は不要です。

② 枠が足りなければ見直す

軽作業は軽いモデルへ。難所だけ深く考える設定へ。残枠と自分の修正時間を見ます。

③ それでも止まるなら上位へ

月$100・$200も参考に。増える枠や対象機能は各社で異なります。月額別の比較を見る

サブスクの枠内なら、Highにした瞬間に月額が上がるわけではありません。ただし枠を早く使い切る場合があります。「月額が5倍だから、同じ仕事を必ず5倍できる」とは限りません。

CodexのFastは「速さ」の設定で、深さとは別。枠を2.5倍使うため、基本はStandardから。速度と枠消費の詳細

例:会議資料2本を比べたい

Claude契約なら、Sonnetの既定設定で比較表を依頼(深さを選べるならMedium)。
抜けがあれば、まず「共通点・相違点・根拠の箇所」を指定。それでも条件の多い比較で整理が浅いならHigh、複雑な統合ならOpusを候補にします。

モデル変更の前に、渡す資料と頼み方も確認。例示は操作の考え方で、実測した成功例ではありません。

数値・詳しい利用条件まで知りたい方へ ↓
ここから詳しい比較

性能の数値・利用条件・料金の根拠を確認する。

上の3表で候補を選んだら、必要なところだけ読めます。

設定とコスト

High・Maxで、考える量と利用枠はどう変わる?

Low / Medium

まず必要な深さから

範囲が明確な仕事、日常の下書き・整理に。モデルによっては難しい作業にも十分です。

枠を残す出発点
High

検討を一段深く

資料や条件が多く、複数の判断をつなぐ仕事へ。Low・Mediumで不足する場合に候補。

品質と残枠を見て使う
Xhigh / Max

難所に絞って投入

深い検討が成否を分ける仕事へ。考える時間やトークン使用が増えやすく、同じ月額でも使える余力を圧迫します。

全件Maxにしない

上の負担感は同一モデル内の傾向です。High同士でも会社やモデルが違えば同じ性能・同じ枠消費ではありません。Maxにしても正解は保証されず、増えた思考量がそのまま業務品質の向上になるわけではありません。

OpenAI|思考設定と利用枠の選び方 · Anthropic|effortと枠消費

設定を変えると、性能はどのくらい変わる?

確認できたAA総合指数を設定別に並べました。性能だけの参考値で、サブスクの枠消費倍率ではありません。

モデルMediumHighMax読み取り・コスト上の使い方
GPT-6.1 Sol485052High→Maxは指数+2。普段の合格条件を満たす設定を選ぶ。出典:medium · high · max
GPT-6 Astra505153Low・Mediumから検討。Maxの常用価値は実タスクで判断。出典:medium · high · max
GPT-6 Luna303338軽作業から。Maxでも38で、主力級との差は大きい。出典:medium · high · max
Claude Opus 5.5515458Mediumでも有力。難所にHigh以上を使う。出典:medium · high · max
Claude Sonnet 5.5414756設定差が大きい例。Maxの56を普段の性能と見なさない。出典:medium · high · max
Claude Fable 5.1495153どの設定でもOpusを下回る。難所の追加検討に限る。枠内利用はMaxプラン(月$100〜)。出典:medium · high · max
Gemini 4 Argon—53—Mediumの性能値は今回未確認。Highで53。出典:high
Gemini 3.8 Flash4041—この指数ではMediumとHighが近い。推敲の品質は別途照合。出典:medium · high

—は今回未確認または該当設定を比較していない箇所。Argon Mediumを推定値で埋めていません。Claude各値はDefault Fallback条件。指数の差は業務の成功率や改善率には換算できません。

コストで確認できること/まだ換算できないこと

月額は同じでも、枠の持ちは違う

比較予算は各社3,000円。上限内なら仕事を1件追加するたびに料金が増える前提ではありません。一方、重いモデル・高い設定に枠を使えば、その月にほかの仕事へ回せる余力は減ります。

見る指標:修正まで終えて使えた仕事の件数、残枠、待ち時間、手戻り。月額÷完了件数は使い方全体の平均単価として比べられます。

倍率を出せるのは、公表された範囲だけ

Codexの公式目安(Plus・5時間のローカルメッセージ)はLuna 350〜3,000、Sol 15〜160、Astra 5〜45。同じ仕事をできる回数の比ではありません。

High→Maxの枠消費が何倍になるか、3社間の1件あたり枠消費が何倍違うかは、今回の根拠では確定できません。金額のような精密な数字を作らず、実際の残枠で確かめます。

OpenAI|サブスク枠・速度設定・モデル別目安
思考設定と速度設定は別です。High / Maxは「どれだけ考えるか」。Standard / Fastは「どの速度で処理するか」。Codexのサブスク枠ではFastがStandardの2.5倍、対応するUltrafastは8倍と公表されています。追加購入の倍率とは異なります。OpenAI|サブスク枠・速度設定・モデル別目安
参考

月額で比べる。3,000円・100ドル・200ドル。

基本枠で足りるか、よく使う1社の枠を増やすか。金額を先に見て、増える利用量と使えるモデルを確認できます。プラン名は補足です。

1社あたりの月額ChatGPT / CodexClaudeGoogle AI
約3,000円基本プラン日常の基本枠

Sol・Astra・Lunaを用途と残枠で使い分ける。

Plus / 米国 $20/月
日常の基本枠

Sonnet・Opusが中心。Fableは通常枠に含まれない。

Pro / 米国 $20/月(月払い)
日常の基本枠

Gemini・AntigravityでFlash・Argonを使い分ける。対応サービス・条件は詳細を参照。

Google AI Pro
100ドル利用量を増やすProの上位枠

利用量を増やす契約。現行公式ページでは、この版の対Plus倍率を確認できていない。

Pro $100 / 倍率は購入画面で確認
Pro比 5倍のセッション枠

Fableを通常枠内で使える。難所の追加検討に使う候補。

Max 5x / 週次上限もあり
Pro比 5倍の対象利用枠

Geminiアプリ。公式の$100プラン発表ではAntigravityも5倍。

Ultra 5x
200ドル大量・継続利用へさらに利用量を増やす枠

現行公式ページに$200版あり。対Plusの確定倍率は今回未確認。

Pro $200 / 倍率は購入画面で確認
Pro比 20倍のセッション枠

Fableも通常枠内で利用。大量・継続的に使う場合の候補。

Max 20x / 週次上限もあり
Pro比 20倍のGemini利用枠

ほかの製品は製品別の上限。ストレージや機能なども変わる。

Ultra 20x
OpenAI|サブスク枠・速度設定・モデル別目安 · Anthropic|Max 5x / 20xの料金と枠 · Anthropic|Fableのプラン別利用条件 · Google|Pro / Ultra 5x / 20x現行比較 · Google|月$100のUltraと5倍枠の発表
「約5倍」は、対象の枠まで確認する。Claudeの5倍はセッション利用量、Googleは対象製品の利用枠です。ChatGPTは現行英語ページで同じ倍率を確認できていないため、表では確定値にしていません。どの社も「同じ仕事を必ず5倍こなせる」という保証ではありません。

約3,000円は基本プランの比較上の目安。上位プランは米国向け公表価格(USD、税・購入経路により差あり)です。日本の実際の円建て請求額は契約画面で確認します。FableはMaxプランでも通常週次枠の最大50%までで、追加の50%枠ではありません。

プラン=使える総量

月100ドルのClaude Maxプランは、契約と利用量の話。

モデル=任せる相手

Fable / Opus / Solなど。契約内で選ぶモデルです。

effort=考える深さ

High / MaxなどのMax設定は、1回の仕事で考える深さの話。

上位契約が役立つのは、枠不足で止まる仕事や、Fableなどの利用が生む手戻り削減が月額差に見合うとき。枠の持ち・完了件数・利用者の修正時間で判断します。

ここから詳細

性能の根拠やサブスクの条件を確認したい方へ。

01

評価する仕事が変わると、順位も変わる。

能力の見取り図を2種類で比較。AAは複数の推論・知識・実行評価をまとめた指数、Valsは米国の金融・開発・法務・税務をGDP比で重み付けした実務評価です。日本の行政実務の再現試験ではありません。

GoogleAnthropicOpenAI
ARTIFICIAL ANALYSIS / INDEX v4.3.2

総合能力の一つの物差し

0–60の表示軸。設定を併記。指数は正答率ではありません。

Claude Opus 5.5Max*
58
Claude Sonnet 5.5Max*
56
Gemini 4 ArgonHigh
53
Claude Fable 5.1Max*
53
GPT-6 AstraMax
53
GPT-6.1 SolMax
52
Gemini 3.8 FlashHigh
41
GPT-6 LunaMax
38

* Claude 3モデルは拒否後の代替モデルを含むDefault Fallback条件。Max・Xhigh・Highは会社ごとに意味が異なります。API評価の設定であり、アプリで同じ性能が出る保証はありません。

AA|Argon High · AA|Opus 5.5 Max・fallbackあり · AA|Sonnet 5.5 Max・fallbackあり · AA|Fable 5.1 Max・fallbackあり · AA|Sol 6.1 Max · AA|Astra 6 Max · AA|Luna 6 Max · AA|Flash 3.8 High
VALS INDEX / v2.1 · 2026.10.13

経済分野の実務タスク

0–100%の表示軸。AAとは課題・設定・集約方法が異なります。

Gemini 4 ArgonValsの評価条件
68.90%
Claude Sonnet 5.5Valsの評価条件
67.04%
Claude Opus 5.5Valsの評価条件
66.97%
Claude Fable 5.1Valsの評価条件
65.83%
GPT-6 AstraValsの評価条件
63.13%
GPT-6.1 SolValsの評価条件
61.15%
Gemini 3.8 FlashValsの評価条件
54.89%
GPT-6 LunaValsの評価条件
51.22%

Claude 3モデルは一部fallback込み。SonnetとOpusの0.07ポイント差から実務上の優劣は断定できません。

Vals|Index v2.1・2026/10/13更新
読み取り:OpusはAA総合で強く、ArgonはVals総合で強い。SonnetもValsでは上位。単一の順位で「文系/理系」や固定の役職に振り分けるより、実際の仕事で確認する方が役に立ちます。
02

8モデルを、任せる仕事で見渡す。

数値は外部評価、役割は今回のレビューから置く試用候補です。用途の評価は編集上の提案です。表は横にスクロールできます。

モデル / 評価設定AA指数Vals使いどころの候補選ぶときの条件
Gemini 4 ArgonHighで評価5368.90%資料をまたぐ統合の有力候補

複数資料の比較、長文・画像・動画の読解、調査のたたき台。

利用するアプリの設定を確認。留保が多いことと正答の多さは別。AA|Argon High
Claude Opus 5.5Max*で評価5866.97%複雑な仕事の主力候補

構造整理、長い実装、重要文書の作成・統合。

普段からMax固定にしない。中程度で始め、不足した区間で上げる。AA|Opus 5.5 Max・fallbackあり
Claude Sonnet 5.5Max*で評価5667.04%日常作業と速い反復の候補

定型編集、下書き、仕様が固まった実装の反復。

Maxでの指数56は普段のHighの性能を示さない。AA|Sonnet 5.5 Max・fallbackあり
Claude Fable 5.1Max*で評価5365.83%難所に限って追加する候補

長期の難しい推論、問題設定・暗黙要件の追加検討。

枠内利用はプラン条件あり。Opusより常に上とはいえない。AA|Fable 5.1 Max・fallbackあり
GPT-6.1 SolMaxで評価5261.15%Codexの主力候補

実装、調査、資料作成。要件と受入条件が明確な仕事。

分析・計画・統合も担当できる。実装専用として扱う必要はない。AA|Sol 6.1 Max
GPT-6 AstraMaxで評価5363.13%難しい問題を任せる候補

複雑な推論、設計、Solで品質不足が残る仕事。

総合指数の1点差から全用途の優劣を決めない。残枠も見る。AA|Astra 6 Max
GPT-6 LunaMaxで評価3851.22%小さく明確な作業の候補

抜き出し、分類、短い修正、検証しやすい定型処理。

複雑な制度判断・長い統合は主力に戻す。AA|Luna 6 Max
Gemini 3.8 FlashHighで評価4154.89%短い文章整理・推敲の候補

原稿の自然な日本語化、整形、軽い整理。

推敲後も数字・否定・留保を原文と照合する。AA|Flash 3.8 High

AAの各数値は2026/10/16閲覧時点。Valsは10/13更新。異なるモデルの同じeffort名や、AAとValsの値を直接換算しません。日本語の推敲力、デザインの好み、あなたの仕事での合格率は、この数値だけでは分かりません。

比較

8モデルの用途を、◎・○・△で比較。

縦にAIサービス・モデル・開始設定、横に仕事。◎の候補と「枠をどう使うか」を一緒に見て選びます。表は横にスクロールできます。

◎ 特に候補にしたい○ 幅広く使える△ 小さな範囲から試す
8モデルの用途別比較。記号は公開評価と利用上の考慮点を踏まえた編集上の目安です。
AIモデル文章の
下書き・要約
複数資料の
比較・整理
企画・統括
難しい検討
開発・
コード修正
軽い作業の
繰り返し
コストを踏まえた使い方
枠の配分案
GPT-6.1 SolCodex / ChatGPT Work
Medium → High
○◎○◎○主力に使う
日常の主力。実装も資料作成も
GPT-6 AstraCodex / ChatGPT Work
Low → Medium
○◎◎◎○難所に絞る
難しい設計・推論に集中
GPT-6 LunaCodex / ChatGPT Work
Low → Medium
○△△△◎軽作業に回す
小さく明確な仕事をたくさん
Claude Opus 5.5Claude
Medium → High
◎◎◎◎○複雑な仕事に使う
複雑な仕事をまとめて進める
Claude Sonnet 5.5Claude
Medium → High
◎○○◎◎普段の候補にする
下書きや実装を素早く反復
Claude Fable 5.1Claude Maxプラン
High → Xhigh / 月$100〜
○○◎○△難所の追加検討に使う
問題設定・暗黙要件の点検
Gemini 4 ArgonGemini / Antigravity
Medium → High
○◎○○○資料統合に使う
複数の資料をまとめて読み解く
Gemini 3.8 FlashGemini / Antigravity
Medium → High
○○△△◎軽作業・推敲に回す
短い文章の整理・推敲

Fableは公開指数(AA・Vals)でOpusを上回っていないため、主担当ではなく難所の追加検討に絞る配置案です。Flashの推敲は指数の裏付けがなく、使用感にもとづく候補です。記号と枠の配分は、公開ベンチマーク・公式の位置づけ・利用上の考慮点を踏まえた用途選びの目安です。開始設定は編集上の提案であり、記号は設定ごとの実測点数ではありません。「枠の配分案」は使い方の推奨で、各社間の実測燃費順位ではありません。◎が最多のモデルを常用する必要はなく、○でも日常用途には十分な場合があります。△は「使えない」ではなく、難しい仕事を一括で任せず範囲を絞る意味です。契約ごとの利用可否・枠消費は下の詳細で確認できます。

軽い作業をたくさん

Luna / Flashを候補に。短い編集や抜き出しから。

普段の主力を選ぶ

Sol / Sonnet / Opusを、仕事内容と残枠に合わせて。

資料の統合や難しい検討

資料比較はArgonも候補。難所はAstra / Opus。FableはMaxプラン(月$100〜)で、難所の追加検討の候補。

モデル・設定・コストを選ぶ早見表へ ↓
より細かい仕事別の候補も見る
選び方

任せる仕事から、サービス・モデル・設定を選ぶ。

同じ月額なら、「必要な品質で終えられて、次の仕事の枠も残る組合せ」を選びます。以下は着手候補。最初からMaxを選ぶより、仕事に必要なところまで上げる運用です。

任せたい仕事AIサービスまず選ぶモデル・設定コストを踏まえた判断
抜き出し・分類・短い修正Codex / ChatGPT WorkLuna · Low〜Medium主力モデルの枠を、小さな仕事で使い切らない。
文章の下書き・自然な日本語へ推敲Gemini / AntigravityFlash · Medium〜High短い原稿から。往復・検品の手間が増えるなら主担当で仕上げる。
普段の実装・調査・資料作成Codex / ChatGPT Work
またはClaude
Sol · Medium〜High
または Sonnet · Medium〜High
日常の主力候補。合格するなら設定を上げずに使う。
複数の資料をまたぐ照合・整理Gemini / AntigravityArgon · Medium
難しい統合はHigh
普段の主力との比較候補。Gemini内の正確な枠消費倍率は未確認。
複雑な企画・長い判断・設計Claude
またはCodex / ChatGPT Work
Opus · Medium〜High
または Astra · Low〜Medium
上位モデルでも軽めの設定から。Maxより先に問題の不足を確認。
問題設定・暗黙要件の追加検討Claude
Maxプラン(月$100〜)
Fable · High〜Xhigh主担当の案を別の角度から点検する。公開指数ではOpusを上回らず、枠の消費も速いため、手戻り削減が見込める区間に限る。
主力のHighでも解けない難所いま使うサービスを継続同じモデルのXhigh → Max
対応モデル・画面に限る
一段ずつ上げ、難所が終わったら戻す。モデル変更も比較し、Maxを常時固定しない。

GoogleのAPI既定はMediumですが、Geminiアプリの表示・設定は同一とは限りません。利用画面で選べる設定を使います。Fableは別途Claude Maxプラン(月$100〜)で、問題設定・暗黙要件の追加検討を任せる候補として掲載しています。

OpenAI|思考設定と利用枠の選び方 · Anthropic|effortと枠消費 · Google|Argonの推論・出力仕様 · Anthropic|Fableのプラン別利用条件
03

GPTは、Luna → Sol → Astraで考える。

これは着手時の選び方の目安です。難しい仕事ならAstraから始めてもよく、選んだメインが分析・計画・統合まで持ちます。失敗回数だけで自動昇格させず、原因を確かめます。

LIGHT / 小さく明確
GPT-6 Luna

答えを確かめやすい仕事へ。

指定箇所の抜き出し、分類、短い編集、定型の書き換えから試す。判断を何段もつなぐ仕事はSolへ。

開始候補:Low〜Medium(小さな定型作業)
より複雑な仕事はHighも候補。出力が揃わないときは指示・入力・検証方法を先に確認。
OpenAI|GPT-6 Luna仕様 · AA|Luna 6 Max
CORE / 日常の主力
GPT-6.1 Sol

実装も、上流の整理も。

資料の構造化、調査、コード改修、成果物の制作まで担当。作業目的と合格条件を渡し、一つのメインで仕上げる。

開始候補:Medium〜High
複雑さと残枠を見て調整。Maxを常用の前提にしない。
OpenAI|GPT-6.1 Sol仕様 · AA|Sol 6.1 Max
DEEP / 難所に集中
GPT-6 Astra

深い推論が必要なところへ。

複雑な設計、長い推論、Solで能力不足が残る課題。入力不足やツール不具合はモデルを上げても解決しない。

開始候補:Low〜High
問題の難しさに合わせる。同じ資料を全モデルへ重複投入しない。
OpenAI|GPT-6 Astra仕様 · AA|Astra 6 Max
利用枠の差も公式に示されています。CodexのPlus・標準Businessの参考値は、5時間あたりローカルメッセージでAstra 5〜45、Sol 6.1 15〜160、Luna 350〜3,000。仕事の内容で変わる目安で、固定上限でも同じ仕事を何回できるかの比率でもありません。Proは現在5時間上限なしと記載されていますが、無制限を意味しません。OpenAI|サブスク枠・速度設定・モデル別目安
04

モデル名より先に、使うサービスを確かめる。

同じモデルでも、アプリ・契約・思考設定で利用条件が変わります。以下は公開情報の確認結果です。個別アカウントの契約・残量は含みません。

Google

GeminiとAntigravityを分ける

GeminiアプリではPro・UltraへArgonを提供。タスク実行機能と基盤モデルを区別して選びます。

現行Antigravity対応表:Argonは有料ProとUltraで対応。Pro無料体験は対象外。app・CLI・IDE拡張が対象で、Antigravity IDE本体は非対応です。

一般発表・一部API文書にはUltra限定の記載が残っています。本資料は製品別の現行対応表とAntigravity提供記事を優先。個別アカウントでの利用可否は、利用画面で確認してください。

Google|Argon一般提供・Geminiアプリ · Antigravity|現行モデル対応表 · Antigravity|Argon提供開始 · Google|タスク実行機能と利用枠
Anthropic

Fableは「別枠が増える」わけではない

ClaudeのWeb・Desktop・Codeは利用枠を共有。会話の長さ、機能、モデル、effortが消費に影響します。

Max等でのFable利用:通常の週次枠の最大50%まで枠内で利用できます。他のモデルの利用も同じ通常枠を消費し、Fableはほかのモデルより速く枠を減らします。

Fableに使える上限50%通常週次枠100%

Pro・標準Team等ではFableは通常枠に含まれず利用クレジットが必要。今回の枠内運用では、対応プランだけ候補にします。

Anthropic|Fableのプラン別利用条件 · Anthropic|共有される利用枠
OpenAI

Codex / Workの共有枠と、速度設定に注意

CodexとChatGPT Workは利用枠を共有します。なお公式のモデル一覧では、Sol 6.1・LunaはWork・Codexで使え、通常のChat画面では選べません。通常のChatGPT会話まで同じ扱いと一括りにしません。公式ページでは、同じモデルのStandardを基準に、Fastは枠消費2.5倍、Astra・Sol 6.1のUltrafastは8倍とされています。対応するプラン・モデルでのみ利用可能です。

これはサブスク枠の公式倍率です。購入クレジットの倍率とは異なります。今回は追加購入・従量課金を前提にせず、残枠とリセット時刻を見て担当や実施時期を調整します。

OpenAI|サブスク枠・速度設定・モデル別目安
05

今日の仕事から、担当候補を選ぶ。

用途を選ぶと、着手候補と確認点が切り替わります。全モデルへ同じ仕事を頼む運用は前提にしません。候補は編集上の提案であり、実務比較で確定した順位ではありません。

まず一つの主担当で進め、別モデルを追加する場合は、その理由と確認したい点を決めてから使います。モデルを増やしたこと自体を品質の根拠にはしません。

06

Argonの「幻覚率15%」を、正しく読む。

AA-OMNISCIENCE / ARGON
15%

正答できなかった応答のうち、誤答した割合

誤答 ÷(誤答 + 部分回答 + 未回答)

「全回答の15%が誤り」「85%は正しい」という読み方はできません。同じ評価でのArgonの知識正答率は50%。留保のしやすさと、答えられる範囲の広さを一緒に見る必要があります。

AA|Omniscienceの定義 · AA|Argonの知識正答率・幻覚率
WHAT THIS CHANGES

根拠のない穴埋めを減らす候補として試す

AAの観測では、Argonは不確かな問いに誤答を返す割合が低いモデルです。一方、資料からの抜けや未回答が実務で増えないかは別に確認します。

制度・協定書・税務資料で試すなら:正しく拾えた箇所、拾えなかった箇所、出典の実在、不要な留保を比べる。米国中心のベンチマークを日本の制度理解の保証にしません。

temperature等の仕様変更だけから、幻覚が減った因果や内部の報酬関数を断定する説明は採用していません。

Google|Argonの推論・出力仕様
07

枠の節約は、合格する仕事が増えたかで判断する。

モデルの単価より、修正・確認・引き継ぎを含む総負担を見ます。たとえば日常文案、複数資料の照合、コード修正を1件ずつ使い、現在の主力と候補1モデルだけを比べる方法が考えられます。これは試行案です。

01

条件をそろえる

同じ入力・成果物・合格条件で比較。モデル名と設定を記録。

02

枠と時間を見る

利用前後の表示、待ち時間、利用者の修正時間を記録。表示が粗ければ換算しない。

03

根拠を確かめる

出典、数字、見落とし、否定・留保の変化を点検。

04

担当を決める

同等の品質で、利用者の手戻りと枠の圧迫が減る場合に採用。

枠は各社で別会計ですが、同じ会社内・同じ契約内で共有される範囲があります。共有関係を確かめたうえで分担し、上限に達したら他の枠内候補へ引き継ぐか、リセットまで待ちます。追加購入を前提にしません。

更新履歴:2026年10月16日 初版公開。同日改訂:Fableの位置づけを「難所の追加検討」へ改め(公開指数でOpusを上回らないため)、開始設定をHigh〜Xhighに変更。Solの軽作業とFlashの文章下書きを◎から○へ。あわせて未照合だった数値を出典と再照合し、Luna MaxのAA指数38とVals 51.22%を追記、GPTのサービス表記を「Codex / ChatGPT Work」へ訂正(Sol 6.1・Lunaは通常のChat画面では選べないため)。今後の更新時には、確認日と主要な変更をここへ追記します。

読み方の改訂:初心者向けの概要3表と、サービス・仕事から開始例を選べるガイドを追加しました。

08

出典と、この資料の確認範囲。

公開仕様・評価ページは2026/10/16に確認。ベンチマークは実施者の一次情報、提供条件は各社公式情報を参照。サブスクの枠消費を同一課題で実測した比較ではありません。未確認の値は推定で補っていません。

制作:やすけ。個人による比較・用途の提案であり、各AIサービスや行政機関の公式な評価ではありません。公開ベンチマークと公式仕様を基に編集しています。モデル・料金・提供条件は変わるため、契約前に公式案内も確認してください。